sa:tspa-la:showcase
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sa:tspa-la:showcase [2011/03/06 15:04] – [(3) 地下水防護基準に関する結果] t-yoshida | sa:tspa-la:showcase [Unknown date] (現在) – 外部編集 (Unknown date) 127.0.0.1 | ||
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- | [size=160%]**TSPA-LA (米国)**[/size] | + | < |
====== 評価結果 ====== | ====== 評価結果 ====== | ||
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- | ===== (1) 個人防護基準に関するTSPAの結果 ===== | + | ===== (1) 個人防護基準に関する評価結果 ===== |
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+ | 個人防護基準に関する評価では、以下の結果が得られている。 | ||
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+ | |<80% 30em 12em 12em>| | ||
+ | | 評価項目 | ||
+ | ^ 処分後の1万年間において\\ 合理的に最大の被ばくを受ける個人の年間線量 | ||
+ | | ・上記の最大年間線量が生じる時期 | ||
+ | ^ 1万年以降の地質学的に安定な期間内(処分後100万年間)において\\ 合理的に最大の被ばくを受ける個人の年間線量 | ||
+ | | ・上記の最大年間線量が生じる時期 | ||
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+ | * (a) DOEは、合理的に最大の被ばくを受ける個人が、擾乱を受けていない状態のユッカマウンテン処分システムから放出される以下の年間線量を超えて被ばくしないことが妥当に予測できることを、性能評価を用いて立証しなければならない: | ||
+ | * (1) 処分後1万年間に関しては0.15mSv(15 mrem)。 | ||
+ | * (2) 処分後1万年以降から地質学的に安定な期間までの期間に関しては1.0mSv(100 mrem)。 | ||
+ | * (b) DOEの性能評価には放射性核種の全ての潜在的な移行及び被ばく経路を含めなければならない。 | ||
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個人防護基準に関するTSPAの結果として、線量の最大値、線量を支配する核種については以下の結果となっている。\\ | 個人防護基準に関するTSPAの結果として、線量の最大値、線量を支配する核種については以下の結果となっている。\\ | ||
- | (注)個人防護基準は、10 CFR 63.311の図2-4-10bによる | + | (注)図6では、10 CFR 63(案)時点の個人防護基準(1万年以降の基準 350mrem/年)が示されていることに注意すること。 |
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- | {{popup>: | + | {{popup>ym-sar-figure2.4-10a.png|{{ym-sar-figure2.4-10a.png? |
- | 図6(a) 放射線防護基準に関する性能評価結果:1万年まで | + | 図6(a) 放射線防護基準に関する評価結果:1万年まで |
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- | {{popup>: | + | {{popup>ym-sar-figure2.4-10b.png|{{ym-sar-figure2.4-10b.png? |
- | 図6(b) 放射線防護基準に関する性能評価結果:1万年以降100万年まで | + | 図6(b) 放射線防護基準に関する評価結果:1万年以降100万年まで |
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==== 通常シナリオクラス・モデル化ケース ==== | ==== 通常シナリオクラス・モデル化ケース ==== | ||
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* 年間線量の中央値は、1万年~1万5千年で最大値約6×10< | * 年間線量の中央値は、1万年~1万5千年で最大値約6×10< | ||
* 閉鎖後1万年まではTc-99、C-14、I-129が年間線量の平均値を支配し、1万年以降はTc-99、C-14、I-129の寄与が減少した後、年間線量平均値の最大値はPu-239に支配され、その後Pu-242、Ra-226、Np-237が主要な寄与核種となる。 | * 閉鎖後1万年まではTc-99、C-14、I-129が年間線量の平均値を支配し、1万年以降はTc-99、C-14、I-129の寄与が減少した後、年間線量平均値の最大値はPu-239に支配され、その後Pu-242、Ra-226、Np-237が主要な寄与核種となる。 | ||
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- | ===== (2) 人間侵入に対する個人防護基準に関する性能評価の結果 ===== | + | ===== (2) 人間侵入に対する個人防護基準に関する評価結果 ===== |
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+ | 人間侵入に対する個人防護基準に関する評価では、以下の結果が得られている。 | ||
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+ | |<80% 30em 12em 12em>| | ||
+ | | 評価項目 | ||
+ | ^ 処分後の1万年間において\\ 合理的に最大の被ばくを受ける個人の年間線量 | ||
+ | ^ 1万年以降の地質学的に安定な期間内(処分後100万年間)において\\ 合理的に最大の被ばくを受ける個人の年間線量 | ||
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+ | * (a) DOEは、廃棄物パッケージが十分に破損し、掘削者が認識せずに、人間侵入(§63.322参照)が発生する処分後の最も早い時期を決定しなければならない。 | ||
+ | * (b) DOEは、合理的に最大の被ばくを受ける個人が、人間侵入の結果、以下の年間線量を超えて被ばくしないことが妥当に予測できることを立証しなければならない: | ||
+ | * (1) 処分後1万年間に関しては0.15mSv(15 mrem)。 | ||
+ | * (2) 処分後1万年以降から地質学的に安定な期間までの期間に関しては1.0mSv(100 mrem)。 | ||
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+ | (注)図7では、10 CFR 63(案)時点の個人防護基準(1万年以降の基準 350mrem/年)が示されていることに注意すること。 | ||
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- | 図7 人間侵入に対する個人防護基準に関する性能評価結果 | + | 図7 人間侵入に対する個人防護基準に関する評価結果 |
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- | 人間侵入に対する個人防護基準に関する性能評価では、水資源開発のための探査ボーリングによる影響を受けることで、廃棄物パッケージやドリップシールドの力学的破損状況、人工バリア、不飽和帯及び飽和帯における移行現象が異なり、それぞれ通常シナリオクラスで適用されているサブモデルを用いて評価された。 | + | 人間侵入に対する個人防護基準に関する性能評価では、水資源開発のための探査ボーリングによる影響を受けることで、廃棄物パッケージやドリップシールドの力学的破損状況、人工バリア、不飽和帯及び飽和帯における移行現象が異なり、それぞれ通常シナリオクラスで適用されているサブモデルを用いて評価している。 |
- | 探査ボーリングが掘削される時期は、保守的に20万年が設定されている。 | + | 探査ボーリングが掘削される時期は、保守的に20万年を設定している。 |
- | 人間侵入シナリオにおける合理的に最大の被ばくを受ける個人(RMEI)に対する年間線量の中央値の最大値は、侵入事象発生後2, | + | 人間侵入シナリオにおける合理的に最大の被ばくを受ける個人(RMEI)に対する年間線量の中央値の最大値は、侵入事象発生後2, |
- | + | ||
- | また、年間線量の中央値のリアライゼーションの5%~95%は、0.0012mremから0.029mremに分布する結果が得られている。これらの結果は、連邦規則10 CFR Part 63の線量限度の350mrem/年よりも低い結果である。 | + | |
+ | また、年間線量の中央値のリアライゼーションの5%~95%は、0.0012mremから0.029mremに分布する結果である。 | ||
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===== (3) 地下水防護基準に関する結果 ===== | ===== (3) 地下水防護基準に関する結果 ===== | ||
- | 地下水防護基準に関する結果では、以下の結果が得られている。 | + | 地下水防護基準に関する評価では、以下の結果が得られている。 |
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+ | |<80% 30em 12em 12em>| | ||
+ | | 評価項目 | ||
+ | ^ 最大平均放射能濃度: Ra-226とRa-228の合計 | ||
+ | ^ 最大平均放射能濃度: α核種の濃度の合計 | ||
+ | ^ β核種と光子放出核種の合計からの線量(全身) | ||
+ | ^ β核種と光子放出核種の合計からの線量(甲状腺) | ||
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- | === (a)Ra-226とRa-228の放射能濃度 === | + | ==== (a)Ra-226とRa-228の放射能濃度 |
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行 129: | 行 195: | ||
- | === (b)α核種濃度の合計値 === | + | ==== (b)α核種濃度の合計値 |
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行 140: | 行 206: | ||
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- | === (c)β核種と光子放出核種の合計からの線量 === | + | ==== (c)β核種と光子放出核種の合計からの線量 |
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sa/tspa-la/showcase.txt · 最終更新: 2012/03/07 16:25 (外部編集)