諸外国での高レベル放射性廃棄物処分

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sa:npj-entsorgungsnachweis:showcase

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sa:npj-entsorgungsnachweis:showcase [2011/02/22 10:22] – [評価結果] sahara.satoshisa:npj-entsorgungsnachweis:showcase [2011/02/22 10:29] – [評価結果] sahara.satoshi
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-はじめに、NAGRA流の「評価結果の見せ方」を説明する必要があるかもしれない。シナリオ、不確実性の取り扱いを、さらりと述べてから線量図の 
-見方、何を評価したものかを説明に入る。 
  
 +====== 線量結果 ======
  
-\\ +オパリナス・クレイプロジェクトにおける安全評価は、原則的に決定論的安全評価によって行われており、想定される全ての事例に関して、放射線影響が個人線量という形で定量評価され、HSK-R-21の防護目標1に規定された線量限度(0.1mSv/年)と比較されている。図4は、レファレンスケースにおいて、全ての廃棄物グループから発生する放射線の年間量の合計である。ここで、最大線量は使用済燃料のI-129によるものであり、約百万年後に出現しているが、その値はHSK-R-21の防護目標の線量限度を2オーダー以上下回るものとなっている。
-====== レファレンスケース ======+
  
-<WRAP right box 330px> +図5は解析された全てのケースに関する、全放射性核種及び全放射性廃棄物グループによる放射線量について合計した最大年線量であるが、考慮された全ての評価ケースにおいて、線量最大値は防護目標を下回っている。
-{{popup>ntb02-05-figure7.4-1.png|{{ntb02-05-figure7.4-1.png?150|}}}} +
-{{popup>ntb02-05-figure7.4-3b.png|{{ntb02-05-figure7.4-3b.png?150|}}}} +
-//Figure 7.4-1//\\ +
-//Figure 7.4-3b// +
-</WRAP>+
  
 +また、評価ケースの決定論的安全評価に加えて、"what if"ケースなどについては補完的な確率論的解析も行っているが、その場合もHSK-R-21の防護目標2(個人の死亡リスクが年間100万分の1を超過しない)を十分下回ることが確認されている(例えば図6参照)。
  
-図7.4-1と7.4-3bを見て、はじめて7.4-2を出すNAGRA意図がわかる。+<WRAP left 150px box> 
 +{{gallery>sa:opalinus_f04.jpg}} 
 +図4 レファレンスケース線量合計値の経時変化 
 +</WRAP>
  
- +<WRAP left 150px box> 
-FIXME M社原稿を読む限り、{シナリオカテゴリでふる方向(レファレンス、代替、what-if))}と{各カテゴリでのデータをふる方向}を組み合わせている、ように思われる。それがNAGRAの不確実性へのアプローチという理解になりそう。それをこのセクションで「NAGRAの結果の示し方」として説明する方向になるのでは、という期待をM社に期待したいところ。 +{{gallery>sa:opalinus_f05.jpg}} 
- +図5 各評価ケースにおける最大線量
- +
-緑色部分「95%confidence区間」の説明。解析屋なら、全リアリゼーションの上位5%と下位5%を捨てていることを言う。確率が低いがもっと高い線量となるリアリゼーションが捨てられていることを解説して欲しい。 +
- +
- +
- +
- +
- +
-<WRAP clear></WRAP> +
- +
- +
-<WRAP right box 330px+
-{{popup>ntb02-05-figure7.4-2.png|{{ntb02-05-figure7.4-2.png?300|}}}}\\ +
-//Figure 7.4-2//+
 </WRAP> </WRAP>
  
-<WRAP clear></WRAP> +<WRAP left 150px box> 
- +{{gallery>sa:opalinus_f06.jpg}} 
- +図6 “What if?”ケースの確率論的解析結果
- +
- +
-<WRAP right box 330px+
-{{popup>ntb02-05-figure7.4-3a.png|{{ntb02-05-figure7.4-3a.png?300|}}}}\\ +
-//Figure 7.4-3a//+
 </WRAP> </WRAP>
- 
-FIXME 図7.4-3aの見方がわからない。「NAGRAはこの図を示すことで、何を言いたいのか」がサイト訪問者にわかってもらう必要がある。そのためにこの図が必要なのかも考える。 
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-FIXME 昨年度のまとめでは、“what-if”ケースだけ補完的な確率論的解析も行っていると書いていた。しかし、その際に示した図と同じような図は、レファレンスケースにもある。説明が矛盾している。 
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-<WRAP clear></WRAP> 
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-\\ 
-====== それ以外 ====== 
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-{{ntb02-05-figure7.10-1.png?300|}} 
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-M社のパワー的に、レファレンスケースと同じレベルで他も整理するのは難しいかもしれない。そうやっても、同じような図の繰り返しでは単調になる。 
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-<WRAP clear></WRAP> 
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-\\ 
-====== NTB 02-05 Chap.8 ====== 
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-FIXME 図8.2-1でいう「レファレンス」は、意味が違う。 
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-{{ntb02-05-figure8.2-1.png?300|}} 
- 
  
 <WRAP clear></WRAP> <WRAP clear></WRAP>
  
sa/npj-entsorgungsnachweis/showcase.txt · 最終更新: 2012/03/07 16:36 (外部編集)