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links:de [2014/09/03 14:32] – sahara.satoshi | links:de [2017/10/24 20:28] – [事業者] sahara.satoshi | ||
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== ドイツ リンク集 == | == ドイツ リンク集 == | ||
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- | ==== 連邦放射性廃棄物処分庁(BfE) ==== | + | ==== 連邦放射性廃棄物処分安全庁(BfE)==== |
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- | * 2014年9月1日より活動開始 | + | * 2014年9月1日より「連邦放射性廃棄物処分庁」として活動開始 |
+ | * 2016年7月8日成立の「最終処分分野における組織体制刷新のための法律」に基づき、名称が「連邦放射性廃棄物処分安全庁」に変更 | ||
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- | ==== 連邦放射線防護庁(BfS) ==== | + | ==== 連邦放射性廃棄物機関(BGE)==== |
- | <fc orangered> | + | <fc orangered> |
- | <wrap lo> | + | <wrap lo> |
+ | 〔独〕[[https://www.bge.de|Bundesgesellschaft | ||
+ | 〔英〕[[https://www.bge.de/ | ||
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- | * 連邦環境・自然保護・原子炉安全省(BMU)の監督下にあり、連邦政府が設置する責任を有する放射性廃棄物処分場の建設・操業の実施主体である。 | + | * 2017年4月25日に、連邦環境・自然保護・建設・原子炉安全省(BMUB)傘下の連邦放射線防護庁(BfS)が担っていた放射性廃棄物処分の実施主体としての役割を継承して活動開始。 |
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- | == 連邦放射線防護庁(BfS)が管理している処分場など == | + | == BGEが管理している処分場など == |
* コンラッド処分場 <wrap lo> | * コンラッド処分場 <wrap lo> | ||
* アッセII研究鉱山 <wrap lo> | * アッセII研究鉱山 <wrap lo> | ||
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+ | ==== 連邦中間貯蔵機関(BGZ)==== | ||
+ | ドイツでは、2016年12月に成立した「原子力発電所運転者からの放射性廃棄物管理の資金及び実施に係る義務の移管に関する法律」(以下「義務移管法」という)に基づいて、今後2020年1月までに、放射性廃棄物の中間貯蔵の実施義務を、従来の原子力発電事業者から連邦政府に段階的に移管する方針である。使用済燃料や放射性廃棄物の処分前に行われる中間貯蔵は、連邦政府が100%所有する私法上の組織が実施することになっている。 | ||
+ | ドイツ連邦環境・自然保護・建設・原子炉安全省(BMUB)及び原子力サービス社(GNS社)は、2017年8月1日付で、ゴアレーベン及びアーハウスの使用済燃料等の集中中間貯蔵施設が連邦政府に移管されるとともに、GNS社が所有していた連邦中間貯蔵機関(BGZ)の株式が連邦政府に無償譲渡されることにより、BGZが100%連邦政府所有の組織となっている。これに伴い、ゴアレーベン及びアーハウスの集中中間貯蔵施設やGNS本社で中間貯蔵業務に従事していた約150名の従業員もBGZに移籍した。 | ||
+ | さらに、今後は、義務移管法に基づいて、以下の中間貯蔵施設が連邦政府に移管される予定である。 | ||
+ | * 2019年1月1日までに連邦政府に移管:原子力発電事業者が各原子力発電所内に設置している使用済燃料等の中間貯蔵施設12カ所 | ||
+ | * 2020年1月1日までに連邦政府に移管:原子力発電事業者が各原子力発電所内に設置している原子力発電所の運転・廃止措置に伴って発生する放射性廃棄物の中間貯蔵施設12カ所 | ||
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+ | ==== 連邦放射線防護庁(BfS) ==== | ||
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+ | * 放射線防護、通信機器の電磁波対策などの規制業務、放射性廃棄物の処分・輸送業務の実施のために1989年に設立された。 | ||
+ | * BGEが活動を開始する以前は、連邦政府が設置する責任を有する放射性廃棄物処分場の建設・操業の実施主体であった。 | ||
+ | * BGEの設立以降は、放射線防護・原子力防災に関する専門官庁として存続している。 | ||
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〔英〕German Company for the Construction and Operation of Waste Repositories </ | 〔英〕German Company for the Construction and Operation of Waste Repositories </ | ||
- | * ドイツ廃棄物処分施設建設・運転会社(DBE社)は、連邦放射線防護庁(BfS)が有する放射性廃棄物処分場の建設・操業等の業務実施を委託する民間会社である。 | + | * ドイツ廃棄物処分施設建設・運転会社(DBE社)は、連邦放射線防護庁(BfS)が有する放射性廃棄物処分場の建設・操業等の業務実施を委託する民間会社である。原子力発電所を保有する電力会社が株主となっている原子力サービス社(GNS社)が75%、ノルト・エネルギー社(EWN 社:旧東独系)が25%を出資している |
* DBE社は、1979年に連邦政府系機関の出資で設立された有限責任会社(mbH)であるが、現在は連邦政府機関からの出資はない。 | * DBE社は、1979年に連邦政府系機関の出資で設立された有限責任会社(mbH)であるが、現在は連邦政府機関からの出資はない。 | ||
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===原子力サービス社(GNS社)=== | ===原子力サービス社(GNS社)=== | ||
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* GNS社は、輸送容器の供給社、放射性廃棄物の処理、原子力施設のエンジニアリング、建設、廃止措置などを行う民間会社である。 | * GNS社は、輸送容器の供給社、放射性廃棄物の処理、原子力施設のエンジニアリング、建設、廃止措置などを行う民間会社である。 |
links/de.txt · 最終更新: 2024/03/12 15:53 by ss12955jp