srsr:turva-2012:start
差分
このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
| 両方とも前のリビジョン前のリビジョン次のリビジョン | 前のリビジョン | ||
| srsr:turva-2012:start [2014/03/03 16:19] – sahara.satoshi | srsr:turva-2012:start [2014/03/03 20:14] (現在) – sahara.satoshi | ||
|---|---|---|---|
| 行 7: | 行 7: | ||
| + | <WRAP clear></ | ||
| + | \\ | ||
| + | ====== ====== | ||
| + | ---- | ||
| + | * 1. [[start|安全評価書の位置付けとレビュー]] <- :!: NOW You are Here! | ||
| + | * 2. [[sysdesc|処分システムと安全要件]] | ||
| + | * 3. [[methodology|安全評価の進め方]] | <wrap smaller> | ||
| + | * 4. [[showcase|評価結果]] | ||
| + | ---- | ||
| <WRAP clear/> | <WRAP clear/> | ||
| 行 28: | 行 37: | ||
| {{: | {{: | ||
| </ | </ | ||
| - | ポシヴァ社は、セーフティケースをポートフォリオの構成で作成している。 | + | ポシヴァ社は、セーフティケースを |
| <WRAP clear></ | <WRAP clear></ | ||
| 行 37: | 行 46: | ||
| フィンランドにおける原子力廃棄物処分場の長期的な安全確保の考え方は、人工バリアと母岩からなる多重バリア処分システムに基づくものである(図2)。 | フィンランドにおける原子力廃棄物処分場の長期的な安全確保の考え方は、人工バリアと母岩からなる多重バリア処分システムに基づくものである(図2)。 | ||
| + | |||
| + | <WRAP clear></ | ||
| + | |||
| + | {{ : | ||
| 安全理念とは、これらの理念が全体として、使用済燃料の安全な処分をオルキルオト・サイトの現在及び将来の条件において達成することを目的として適用される方法の概念的な記述である。(図3) | 安全理念とは、これらの理念が全体として、使用済燃料の安全な処分をオルキルオト・サイトの現在及び将来の条件において達成することを目的として適用される方法の概念的な記述である。(図3) | ||
| 行 51: | 行 64: | ||
| |**閉鎖材** | |**閉鎖材** | ||
| + | |||
| + | \\ | ||
| + | ====セーフティケース中間概要報告書2009年に関する規制機関からのフィードバック==== | ||
| + | |||
| + | ポシヴァ社が『セーフティケース中間概要報告書2009年』 ((Posiva 2010. Interim Summary Report of the Safety Case 2009. Eurajoki, Finland: Posiva Oy. POSIVA 2010-2. ISBN 978-951-652-173-5)) を提出した後に、原子力規制機関である放射線・原子力安全センター(STUK)は、長期安全性及び操業安全性を明示する作業におけるポシヴァ社の準備状況と、「原子力廃棄物の処分の安全性に関する政令(736/ | ||
| + | |||
| + | STUKは、一般的な指摘事項として、ポシヴァ社の安全性に関する情報の提示方法に一貫性がなく、場合によってはトレーサビリティの観点から問題があるとしている。また、ポシヴァ社が提出した資料は、推論及び分析の面で限界が見受けられるため、様々な要件が満たされていることを明示するため、さらには導き出された結論の立証を行う際に、不足点があることを指摘している。 | ||
| + | |||
| + | TURVA-2012セーフティケースは、これらSTUKからの指摘事項を優先的に取扱うべき重要問題として考慮に入れ、作成されている。 | ||
srsr/turva-2012/start.1393831161.txt.gz · 最終更新: 2014/03/03 16:19 by sahara.satoshi