諸外国での高レベル放射性廃棄物処分

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srsr:turva-2012:start [2014/02/08 16:16] – [TURVA-2012] sahara.satoshisrsr:turva-2012:start [2014/03/03 16:19] sahara.satoshi
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 ======TURVA-2012====== ======TURVA-2012======
 <wrap lo tip>TURVA はフィンランド語で「安全」(safety)を意味します。</wrap> <wrap lo tip>TURVA はフィンランド語で「安全」(safety)を意味します。</wrap>
-{{:srsr:turva-2012:Posiva_2012-12.png?150&direct |}}+{{:srsr:turva-2012:Posiva_2012-12.png?150&direct|}}
  
 Safety Case for the Disposal of Spent Nuclear Fuel at Olkiloto - Synthesis 2012 \\ Safety Case for the Disposal of Spent Nuclear Fuel at Olkiloto - Synthesis 2012 \\
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-<WRAP clear></WRAP>+<WRAP clear/>
 \\ \\
 =====TURVA-2012セーフティケースの位置付け===== =====TURVA-2012セーフティケースの位置付け=====
 +{{http://www2.rwmc.or.jp/images/misc/faq01/q02.gif?nolink}}処分地選定プロセスのどの段階で、どのような目的で実施された安全評価なのか...
 ==== 評価の目的 ==== ==== 評価の目的 ====
-ポシヴァ社は、2012年12月28日、使用済燃料の処分場の建設許可申請書を政府に提出した。建設許可申請においてポシヴァ社は予備的安全解析書(PSAR 2012)を取りまとめ、規制機関へ提出した。**TURVA-2012**は、PSAR 2012及びオルキルオト・サイトにおいて使用済燃料の処分を行う処分場の建設許認可に関する申請を支援するために、ポシヴァ社が作成したセーフティケースと位置付けられている。+ポシヴァ社は、[[nf>p=8839|2012年12月28日、使用済燃料の処分場の建設許可申請書を政府に提出]]した。建設許可申請においてポシヴァ社は予備的安全解析書(PSAR 2012)を取りまとめ、規制機関へ提出した。**TURVA-2012**は、PSAR 2012及びオルキルオト・サイトにおいて使用済燃料の処分を行う処分場の建設許認可に関する申請を支援するために、ポシヴァ社が作成したセーフティケースと位置付けられている。
  
 TURVA-2012セーフティケースでは、計画中の処分システムが長期間にわたり放射能面で安全なものであることを示す論拠が取り扱われている。なおTURVA-2012は、使用済燃料定置後の処分システムの変遷、性能及び安全性を取り扱う長期的な放射線学的なセーフティケースを取り扱うものであり、安全性のその他の側面についてはPSAR等で取り扱われている。 TURVA-2012セーフティケースでは、計画中の処分システムが長期間にわたり放射能面で安全なものであることを示す論拠が取り扱われている。なおTURVA-2012は、使用済燃料定置後の処分システムの変遷、性能及び安全性を取り扱う長期的な放射線学的なセーフティケースを取り扱うものであり、安全性のその他の側面についてはPSAR等で取り扱われている。
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 =====ポシヴァ社の安全評価戦略===== =====ポシヴァ社の安全評価戦略=====
 +
 +{{ :srsr:turva-2012:Posiva_2012-12-F2-4_ja.png?200&nodirect|図2}}
 +
 フィンランドにおける原子力廃棄物処分場の長期的な安全確保の考え方は、人工バリアと母岩からなる多重バリア処分システムに基づくものである(図2)。 フィンランドにおける原子力廃棄物処分場の長期的な安全確保の考え方は、人工バリアと母岩からなる多重バリア処分システムに基づくものである(図2)。
  
srsr/turva-2012/start.txt · 最終更新: 2014/03/03 20:14 by sahara.satoshi