sa:psc2009i:sysdesc
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| sa:psc2009i:sysdesc [2011/03/18 13:59] – [処分概念(処分場の設計)] sahara.satoshi | sa:psc2009i:sysdesc [2011/12/13 20:26] (現在) – 外部編集 127.0.0.1 | ||
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| - | [size=160%]**Posiva Safety Case 2009 Interim (フィンランド)**[/size] | + | < |
| ====== 処分システムと安全要件 ====== | ====== 処分システムと安全要件 ====== | ||
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| ====== 処分システムの概要 ====== | ====== 処分システムの概要 ====== | ||
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| ===== 対象廃棄物 ===== | ===== 対象廃棄物 ===== | ||
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| ===== 処分概念(処分場の設計) ===== | ===== 処分概念(処分場の設計) ===== | ||
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| - | <WRAP round alert> | + | 最終処分場の処分概念は、スウェーデンのSKB社が1983年に提案したKBS-3処分概念に基づいている。 |
| - | 生物圏評価についての説明を別ページ(評価結果のページ)で行う事前知識として、処分場パネルがこうなっているという説明が必要。 | + | この概念には、キャニスタを縦置きに定置する“KBS-3V概念”と横置きに定置する“KBS-3H概念”がある。 |
| + | ポシヴァ社は、中間概要報告書ではKBS-3V概念をレファレンス概念としているものの、両概念を検討しており、2012年に予定している建設許可申請では、いずれの概念も採用しうるような内容とする考えである。 | ||
| - | </ | + | KBS-3処分概念では、使用済燃料を鋳鉄製インサートと銅製オーバーパックからなるキャニスタに封入することによって核種の閉じ込め性を期待する。 |
| + | キャニスタは、その周囲をベントナイト製の緩衝材で取り囲むようにして、地下深部(評価上の深度は約420m)に掘削した処分孔に縦置きで定置する処分概念である。 | ||
| - | FIXME だれか右の図の説明を行って下さい。 深度は約420m。パネルA, | ||
| - | > →パネルA, | + | <WRAP clear></ |
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| + | 処分場の地下レイアウト | ||
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| - | 最終処分場の処分概念は、スウェーデンのSKB社が1983年に提案したKBS-3処分概念に基づいている。 | + | オルキルオト処分場レイアウトは、工学実現可能性と長期安全性の両方に観点から検討している。暫定的なレイアウトを右図に示す。 |
| - | この概念には、キャニスタを縦置きに定置する“KBS-3V概念”と横置きに定置する“KBS-3H概念”がある。 | + | |
| - | ポシヴァ社は、中間概要報告書ではKBS-3V概念をレファレンス概念としているものの、両概念を検討しており、2012年に予定している建設許可申請では、いずれの概念も採用しうるような内容とする考えである。 | + | |
| - | KBS-3処分概念では、使用済燃料を鋳鉄製インサートと銅製オーバーパックからなるキャニスタに封入することによって核種の閉じ込め性を期待する。 | + | 図中の緑色で示された部分は、個別の処分孔を配置する際に回避すべき場所を意味する。パネルA、B、Cは、生物圏における放射性核種移行モデル化するために区別しており、このパネル毎に生物圏への核種放出量を解析している。 |
| - | キャニスタは、その周囲をベントナイト製の緩衝材で取り囲むようにして、地下深部(評価上の深度は約420m)に掘削した処分孔に縦置きで定置する処分概念である。 | + | |
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| - | 図6 KBS-3V(左上)及びKBS-3H(右上)処分場設計の原則と、KBS-3H設計(下)及びスーパーコンテナ(右上)の詳細な具体例 | + | 図6 KBS-3V(左上)及びKBS-3H(右上)処分場設計の原則と、KBS-3H設計(下)及びスーパーコンテナ(右上)の詳細な具体例(図はTKS-2009 Figure 7-1より引用;オリジナルはSKB社による) |
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sa/psc2009i/sysdesc.1300424396.txt.gz · 最終更新: 2011/03/18 13:59 (外部編集)