sa:npj-entsorgungsnachweis:sysdesc
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sa:npj-entsorgungsnachweis:sysdesc [2011/02/23 16:17] – [処分場の地質環境・立地条件(評価上の設定)] sahara.satoshi | sa:npj-entsorgungsnachweis:sysdesc [2012/03/07 16:35] – Approved y-nishimura | ||
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- | [size=160%]**Opalinus Clay Project (スイス)**[/size] | + | < |
====== 処分システムと安全要件 ====== | ====== 処分システムと安全要件 ====== | ||
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====== 処分システムの概要 ====== | ====== 処分システムの概要 ====== | ||
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- | 国内にある4基の原子力発電所で発生する使用済燃料、英国及びフランスに委託した再処理により発生した高レベルガラス固化体、及び再処理で発生した返還廃棄物や燃料構造物が性能評価の対象廃棄物である。低中レベル放射性廃棄物については、処分の実現可能性が既に1985年の「保証プロジェクト」で実証されているため、評価の対象となっていない。 | + | オパリナス・クレイプロジェクト安全評価では、国内にある5基の原子力発電所で発生する使用済燃料のほか、その一部の再処理委託(英国及びフランスに委託)から発生するガラス固化体、並びに再処理委託先から返還される低中レベル廃棄物(ハル・エンドピース、セメント固化体、ビチューメン固化体など)を地層処分する場合の安全評価である。 |
- | \\ | + | 廃棄物の発生量は、スイスで稼動中の5基の発電所が60年間運転される場合をレファレンスケースとして評価している。使用済燃料は4, |
+ | 使用済燃料の処分パッケージは、PWR 燃料集合体4体もしくはBWR 燃料集合体9体を収納できる鋼製キャニスタ(最短設計寿命1, | ||
- | 評価対象の放射性廃棄物の物量は、すでに発生している廃棄物量に加え、将来に発生する廃棄物量も加えた量である。表1に評価の対象となる廃棄物の量を示す。 | + | ガラス固化体は、鋼製キャニスタ(最短設計寿命1, |
+ | ※再処理委託で発生する以外の低中レベル放射性廃棄物については、それらの処分実現可能性が1985年の「保証プロジェクト」で既に実証されているため、オパリナス・クレイプロジェクト安全評価の対象となっていない。 | ||
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**表1** 評価対象廃棄物の量(レファレンスケース) | **表1** 評価対象廃棄物の量(レファレンスケース) | ||
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|廃棄体数 | |廃棄体数 | ||
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- | SF は、レファレンス設計概念では4体の PWR 燃料集合体もしくは9体の BWR 燃料集合体を収納可能な鋼製キャニスタ(最短設計寿命1, | ||
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- | HLW はガラス固化材の入った単一のステンレス鋼製フラスクを収納する鋼製キャニスタ(最短設計寿命1, | ||
<WRAP clear></ | <WRAP clear></ | ||
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+ | チュルヒャー・ヴァインラントにおける地下水の流動経路は、サイト情報や広域地下水流動解析の結果から以下の3つの経路が想定されている。このうち、a)のオパリナス・クレイ層上下の堆積層中の小規模な帯水層が最も考えられるケースに挙げられている。 | ||
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+ | * a) オパリナス・クレイ層上下の堆積層中の小規模な帯水層(右図のa)) | ||
+ | * b) Muschelkalk帯水層及びMalm帯水層(右図のb)) | ||
+ | * c) オパリナス・クレイ層上下の堆積層を横切る広域の割れ目帯(右図のc)) | ||
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+ | オパリナス・クレイは透水係数が小さな粘土岩であるため、静水圧から50m~300m被圧しており、処分場の設置位置から上下方向の動水勾配の大きさが不確実性の一つに挙げられている。 | ||
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- | SF/ | + | SF/ |
- | またILWは、低分子量有機物及びその他の錯化剤を含むものと含まないものを別々の処分坑道に定置し、空隙はセメントモルタルで充填する。 | + | |
+ | ILWは、低分子量有機物及びその他の錯化剤の含有有無によって別々の処分坑道に定置する。空隙はセメントモルタルで充填する。 | ||
sa/npj-entsorgungsnachweis/sysdesc.txt · 最終更新: 2012/03/07 16:35 (外部編集)