sa:npj-entsorgungsnachweis:methodology
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sa:npj-entsorgungsnachweis:methodology [2011/02/21 18:43] – [レファレンスモデルチェインを使った確率論的感度解析] sahara.satoshi | sa:npj-entsorgungsnachweis:methodology [2011/12/13 20:21] – 外部編集 127.0.0.1 | ||
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- | [size=160%]**Opalinus Clay Project (スイス)**[/size] | + | < |
(“オパリナス・クレイ”プロジェクト:2002年12月) | (“オパリナス・クレイ”プロジェクト:2002年12月) | ||
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- | [[start|Opalinuston]] | [[sysdesc]] | [[methodology]] | [[showcase]] | [[gallery|gallery]] | + | * 1. [[start|安全評価書の位置付けとレビュー]] |
- | + | * 2. [[sysdesc|処分システムと安全要件]] | |
- | * 1. 安全評価書の位置付け | + | * 3. [[methodology|安全評価の進め方]] | <wrap smaller> |
- | * 2. 対象廃棄物 | + | * 4. [[showcase|評価結果]] |
- | * 3. 放射線防護基準 | + | |
- | * 4. 処分概念 | + | |
- | * 4a. <span fgred>安全評価の進め方 | + | |
- | * 4b. <span fgred> | + | |
- | * 5. シナリオ | + | |
- | * 6. モデル | + | |
- | * 7. <span fgred>不確実性の取り扱い | + | |
- | * 8. 評価結果 | + | |
- | * 9. 規制機関によるレビュー | + | |
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+ | {{http:// | ||
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<WRAP right box 300> | <WRAP right box 300> | ||
- | {{popup> ntb02-05-figure3.7-2.png|{{ntb02-05-figure3.7-2.png? | + | {{popup> |
- | //Figure 3.7-2 (NTB 02-05)// | + | 図1 セーフティケースの構築手順 |
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- | セーフティケースっ。 | ||
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- | > 備考:セーフティケース … [size=80%]オパリナス・クレイプロジェクト安全報告書では、「特定の処分システムが安全であるとする結論を正当化するために使用される一連の論理及び解析の集合であり、特に関連する規制上の全ての安全基準に適合できることを示す証拠の提示が含まれる。また、システム設計及び安全機能を記述し、性能を示し、論理及び解析を裏付ける証拠を提示し、かつ今後の処分場開発に関する意思決定の枠組みの中で不確実性あるいは未解決問題の重要性について論じた一連の文書も含まれる。」と定義されている。[/ | ||
- | |||
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⑨ セーフティケースの評価\\ | ⑨ セーフティケースの評価\\ | ||
+ | > 備考:セーフティケース … <fs 90%> | ||
- | FIXME Figure 3.7-2 (NTB 02-05)では、Super FEP -> Assessment cases のように矢印が描かれている。MMC社のドラフト2では、そのように解説されていない。 | ||
- | |||
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- | <WRAP center round help> | ||
- | * Project Oparinuston(←独語)の安全評価の目的を、ここに書くと全体がわかりやすくなるかもしれない。「安全評価の位置付け」セクション内の目的を説明する部分から流用できるかもしれない。 | ||
- | </ | ||
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- | また、安全評価の現象論的完全性を保障するために、以下を実施している。 | ||
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- | * ① 安全評価に関係する可能性があるFEPsの包括的データベース(OPA FEP Database)の開発と国際FEPデータベース(NEA FEP Database)との比較による網羅性の確保 | ||
- | * ② オパリナス・クレイ専用の評価コードの開発と性能の確認 | ||
- | * ③ オパリナス・クレイの処分システムとその性能に関する科学的知識の統合 | ||
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- | \\ | ||
<WRAP clear></ | <WRAP clear></ | ||
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- | <WRAP right box 300px> | ||
- | {{popup> | ||
- | //Figure 3.7-3// | ||
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- | 線量評価における評価ケースは、シナリオ、シナリオに含まれる重要なFEPsをモデル化する際の仮定(概念と呼ばれている)及び想定されるパラメータセットの組み合わせで構成される階層構造により管理する戦略である。(図 6)。 | ||
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- | FIXME Conceptualisation = modeling ? 単純にそうなのか。 | ||
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- | <WRAP clear></ | ||
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===== FEP ===== | ===== FEP ===== | ||
- | <WRAP center round help> | + | NAGRAは、安全評価の現象論的完全性を保障するための一環として、安全評価に関係する可能性があるFEPsの包括的データベース(OPA |
- | * Project Oparinuston(←独語)では、「Super FEP」と聞き慣れない言葉が使われている。 | + | |
- | * シナリオ、FEPをセクション分けしないと混乱する。SR-Canなどでは分離作業は容易だったが、オパリナスは難しそう。 | + | |
- | * オパリナスの場合、「FEP処理=不確実性の取り扱い」といった印象を受けた。 | + | |
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- | + | ||
- | + | ||
- | FIXME M社のまとめでは、NAGRAはFEPを以下の3区分に分類していることになる。ホントか。それ以外はないのか。 | + | |
- | + | ||
- | - 留保FEP … 科学的な理解、モデル及びデータの改善によって処分計画の後の段階で組み込まれる可能性があるFEP(=オパリナス・クレイプロジェクトで実施した安全評価では除外したFEP) | + | |
- | - 保守的に取り扱われるその他のFEP … FIXME M社はこれも保守的に除外したと言っている。自己矛盾。 | + | |
- | - 安全評価で取り扱うFEP | + | |
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- | ==== Super FEP … 安全評価において特に重要性の高いFEP ==== | ||
- | FIXME M社原稿では、Super FEPは[安全評価において特に重要性の高いFEP」であること以上の説明はない。どうやって、安全評価において特に重要性の高いFEPを抽出するのか。NAGRAが抽出したSuper FEPは何か紹介できないか。Super FEPは、次のセクションで解説する「シナリオ」とどのように結びついているのかを説明する。 | ||
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===== シナリオ ===== | ===== シナリオ ===== | ||
- | <WRAP center round help> | + | NAGRAは、シナリオ、評価ケースを、シナリオの不確実性に従って以下の様に分類している。 |
- | * M社原稿、難解。NAGRAは「FEPからシナリオを導出する」というやり方・戦略である、という理解で良いのか。 | + | |
- | * 「不確実性の取り扱い」のセクションの場所が悪いのも、難解となっている原因か? | + | |
- | </ | + | |
- | + | ||
- | + | ||
- | FIXME 以下の〔シナリオ?〕分類はシナリオに関する不確実性を表現しており、線量評価における評価ケースは、シナリオ、シナリオに含まれる重要なFEPsをモデル化する際の仮定(概念と呼ばれている)及び想定されるパラメータセットの組み合わせで構成される階層構造により管理されている(図 6)。 | + | |
- | + | ||
- | + | ||
- | ==== レファレンスシナリオ ==== | + | |
- | The Reference Scenario (7.4) | + | |
+ | === レファレンスシナリオ === | ||
* システムがおおむね予想通りの変化をすると仮定したシナリオである。 | * システムがおおむね予想通りの変化をすると仮定したシナリオである。 | ||
* 非常に透水性の低い均質な粘土バリアシステムを通して、地下水中に溶存した核種が放出される特徴を有する評価ケースで構成される。 | * 非常に透水性の低い均質な粘土バリアシステムを通して、地下水中に溶存した核種が放出される特徴を有する評価ケースで構成される。 | ||
- | \\ | + | === 代替シナリオ === |
- | ==== 代替シナリオ ==== | + | |
- | ? Release of radionuclides as volatile species along gas pathways (7.5)\\ | + | |
- | ? Release of radionuclides affected by human actions (7.6) | + | |
* システムがレファレンスシナリオとは基本的に異なる挙動を示す特徴を有しており、拡散された核種の粘土バリアを通した非常に緩慢な放出が突如として大きく変化するという、発生が考えがたいものの可能性がある様なシステムの変遷を含む。 | * システムがレファレンスシナリオとは基本的に異なる挙動を示す特徴を有しており、拡散された核種の粘土バリアを通した非常に緩慢な放出が突如として大きく変化するという、発生が考えがたいものの可能性がある様なシステムの変遷を含む。 | ||
* 具体的には、ガス移行経路を通じた核種移行と、人間活動により核種移行が影響を受けるシナリオで構成される。 | * 具体的には、ガス移行経路を通じた核種移行と、人間活動により核種移行が影響を受けるシナリオで構成される。 | ||
- | \\ | + | === “what if? |
- | ==== “what if? | + | |
- | "What if?" cases (7.7) | + | |
* 処分システムの頑健性を試験するために設定される評価ケースであり、科学的な証拠により裏づけされる可能性の範囲外にある特定の仮定あるいはパラメータ値が採用される。 | * 処分システムの頑健性を試験するために設定される評価ケースであり、科学的な証拠により裏づけされる可能性の範囲外にある特定の仮定あるいはパラメータ値が採用される。 | ||
* 網羅性を目指すものではなく、安全機能に影響が高い要素に対する擾乱の影響を試験する評価ケースに限定される。 | * 網羅性を目指すものではなく、安全機能に影響が高い要素に対する擾乱の影響を試験する評価ケースに限定される。 | ||
- | \\ | + | === 設計及びシステムのオプション === |
- | ==== 設計及びシステムのオプション ==== | + | |
- | Design and system options (7.8) | + | |
* レファレンスシナリオや代替シナリオと異なり、関連する不確実性が処分の実施者により制御されるシナリオである。例えば、代替設計として考えられる銅製キャニスタの使用や将来的な廃棄物量の増大、廃棄物の仕様の変更といった変化に対応するための柔軟性の立証のために実施される。 | * レファレンスシナリオや代替シナリオと異なり、関連する不確実性が処分の実施者により制御されるシナリオである。例えば、代替設計として考えられる銅製キャニスタの使用や将来的な廃棄物量の増大、廃棄物の仕様の変更といった変化に対応するための柔軟性の立証のために実施される。 | ||
* オパリナス・クレイの安全評価では、材料選定などの設計関連の不確実性は廃棄物管理計画の影響を多分に受けることから、設計関連オプションとしてその他の不確実性とは分けて取り扱っている。 | * オパリナス・クレイの安全評価では、材料選定などの設計関連の不確実性は廃棄物管理計画の影響を多分に受けることから、設計関連オプションとしてその他の不確実性とは分けて取り扱っている。 | ||
- | \\ | + | === 生物圏の不確実性よって生じうる影響の例証 === |
- | ==== 生物圏の不確実性よって生じうる影響の例証 ==== | + | |
- | Illustration of effects of biosphere uncertainty on calculated dose (7.9) | + | |
* 将来の地表環境及び人間活動については特に大きな不確実性があり、その不確実性の記述が非常に推測的(speculative)なものとなることから設定された評価ケースである。 | * 将来の地表環境及び人間活動については特に大きな不確実性があり、その不確実性の記述が非常に推測的(speculative)なものとなることから設定された評価ケースである。 | ||
* 人工バリアや地圏に関わる不確実性とは別に、レファレンスケースのニアフィールドと地圏の概念及びパラメータに対して計算された放出速度を用いて、信頼性が広範な生物圏状況の解析により評価されている。 | * 人工バリアや地圏に関わる不確実性とは別に、レファレンスケースのニアフィールドと地圏の概念及びパラメータに対して計算された放出速度を用いて、信頼性が広範な生物圏状況の解析により評価されている。 | ||
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* 地表環境に影響する不確実性は、生物圏と将来の人間活動に関する不確実性であり、国際的合意に従う様式化された概念を定義し決定論的評価ケースにより取り扱っている。 | * 地表環境に影響する不確実性は、生物圏と将来の人間活動に関する不確実性であり、国際的合意に従う様式化された概念を定義し決定論的評価ケースにより取り扱っている。 | ||
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- | ===== モデル ===== | ||
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- | <WRAP center round help> | ||
- | * M社原稿、「モデル=使用しているコード」と解釈しているようだ。コードを知らない人には、さっぱりわからない。 | ||
- | * 「レファレンスモデルチェイン」とは? | ||
- | * M社原稿、モデルと計算手法をまぜこぜにしているように見える。 | ||
- | * いつ、廃棄物から核種が漏れ始めるという想定なのかを書かないと、線量評価結果がわからない。 | ||
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- | ==== 廃棄物からの核種放出挙動モデル ==== | ||
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- | FIXME 評価結果のページで使用しているFigure 7.4-1には、C-14(Org)と書いてある。有機形態と思う。M社ドラフトでは、すべて無機形態と書いてある。有機C-14はどこから生じるのか。 | ||
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- | === 使用済燃料を収納したキャニスタ === | ||
- | * 10000年後、処分した全数(レファレンス設計概念の場合は2, | ||
- | * キャニスタ破損後瞬時に、燃料被覆管も破損する仮定 | ||
- | * 燃料部分からの核種放出は、瞬時放出と燃料マトリクスの溶解と調和し放出(IRFにより制御) | ||
- | * 被覆管(ジルカロイ)からの核種放出は、C-14の20%が瞬時放出する。その他の核種は被覆管の腐食と調和し放出。 | ||
- | * C-14は無機形態(燃料、被覆管とも) | ||
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- | === ガラス固化体を収納したキャニスタ | + | ===== モデル ===== |
- | * 10000年後、処分した全数(レファレンス設計概念の場合は1, | + | |
- | * キャニスタ破損後、核種はガラスの溶解と調和して放出。 | + | |
- | * キャスクの健全性は見込まない。 | + | |
- | \\ | + | ==== (1) レファレンスモデルチェイン ==== |
- | === ILW ハルエンドピースなど? | + | |
- | * 100年後、処分した全数(レファレンス設計概念の場合はドラム缶730体)が同時に完全に損傷すると仮定。 FIXME ホントか? | + | ニアフィールドから生物圏までを対象とした解析コードであり、レファレンスケース及びその他の大部分のケースがこのコードで計算された。 |
- | | + | |
- | * 埋戻材(セメント)での線形平衡収着を考慮。 | + | * SPENT:使用済燃料(SF)に適用 |
- | * 溶解度制限を考慮。 | + | * STRENG:ガラス固化体(HLW)に適用 |
+ | * STALLION:長半減期中レベル放射性廃棄物(ILW)に適用 | ||
+ | - 地圏解析コード PICNIC | ||
+ | - 生物圏コード TAME | ||
+ | ==== (2) 代替解析コード ==== | ||
+ | Super-FEP(安全評価において特に重要性の高いFEP)では安全性に関連する側面を取り扱えない場合や、科学的理解の上で現状排除することが出来ないにもかかわらず有意な影響を与える仮定を盛り込むことが出来ない場合に、レファレンスモデルチェインの代替モデルとして以下の解析コードが使用されている。 | ||
+ | - 移行コード FRAC3DVS | ||
+ | - ガス移行モデル Gas Model | ||
- | \\ | + | ==== (3) 確率論的コード |
- | ==== 説明すべき何らかのモデル1 | + | |
- | + | ||
- | + | ||
- | + | ||
- | \\ | + | |
- | ==== 説明すべき何らかのモデル2 ==== | + | |
- | + | ||
+ | いくつかのパラメータが同時に変化する場合の影響を包括的に検討するために、確率論的感度解析がレファレンスモデルチェインを用いて実施されている。 | ||
+ | 確率密度関数あるいは公式に従ったパラメータを発生し、STMAN等のレファレンスモデルチェインの入力ファイルを自動的に作成する汎用の一般入力処理コードGIPCが使用されている。 | ||
行 214: | 行 106: | ||
===== 不確実性の取り扱い ===== | ===== 不確実性の取り扱い ===== | ||
- | <WRAP center round help> | + | オパリナス・クレイの安全評価では、材料選定などの設計関連の不確実性は廃棄物管理計画の影響を多分に受けることから、設計に関連する不確実性は、設計関連オプションとして他の不確実性とは別に取り扱われている。 |
- | * < | + | |
- | </ | + | |
- | ==== 全体論 NAGRAのアプローチ (仮題)==== | + | 処分システムとその変遷に影響を及ぼす可能性がある不確実性は、処分システムとその変遷に影響するFEPsの理解および変遷を生じる可能性がある経路の概念化において特定される。特定された不確実性は、処分場の安全性の観点から、 |
+ | * 安全性に対する影響度合い | ||
+ | * 事象およびプロセスの発生頻度、信頼性 | ||
+ | をもとに判断され、安全性に対する影響が小さい不確実性や発生頻度、信頼性が小さい不確実性はその後の解析で考慮されないか、可能性の範囲外の過程をおく“what if?ケース”に含めて検討されている。安全性に対し影響が大きく、発生可能性や信頼性が高い不確実性は、次の2つの不確実性である。 | ||
+ | * バリアシステムに影響を及ぼす安全性関連の不確実性 | ||
+ | * 地表環境に影響する不確実性 | ||
+ | バリアシステムに影響する安全性関連の不確実性については、 | ||
+ | * 科学的に信頼できるモデル、データ、検証済みの解析コードによる影響の定量化 | ||
+ | * 不確実性の回避もしくは低減 | ||
+ | について判断され、どちらかが可能な場合には線量評価の評価ケースに組み込まれる。不確実性の定量化が困難で不確実性の回避もしくは低減が可能でない場合には、不確実性は悲観的もしくは保守的な仮定、パラメータを設定することにより取り扱われている。保守的な仮定、設定には、処分システムのロバスト性を示すために安全性に対し有利なFEPsをあえてシナリオや計算ケースに組み込まず除外する留保FEPsが存在する。また、地表環境に影響する不確実性は、生物圏と将来の人間活動に関する不確実性であり、国際的合意に従う様式化された概念を定義し決定論的評価ケースを適用することにより取り扱っている。 | ||
- | 〇〇。 | ||
\\ | \\ | ||
- | ==== レファレンスモデルチェインを使った確率論的感度解析 | + | ====== ====== |
- | + | ---- | |
- | FIXME また、確率論的感度解析は、レファレンスモデルチェインを用いて実施されるが、確率密度関数あるいは公式に従ったパラメータを発生し、STMAN等のレファレンスモデルチェインの入力ファイルを自動的に作成する汎用の一般入力処理コードGIPCが使用されている。 | + | * 1. [[start|安全評価書の位置付けとレビュー]] |
- | + | * 2. [[sysdesc|処分システムと安全要件]] | |
- | >M社の文をWeb向けの文章にすれば、以下のようになる。 | + | * 3. [[methodology|安全評価の進め方]] | <wrap smaller>FEP / シナリオ / モデル |
- | > | + | * 4. [[showcase|評価結果]] |
- | > NAGRAは、確率論的感度解析を「レファレンスモデルチェイン」と呼ぶ方法で実施している。この方法は、確率密度関数あるいは公式に従ったパラメータを発生させるものである。M社の説明ではよくわからないが、バラメータを選択する際に、NAGRAが意図的に有利な選択を行っているのではないかと誤解されないように、コンピュータでランダムに選択するようにしている。あるいは、NAGRAは多数のパラメータを計算で効率的に取り扱うために、専用のプログラムを開発している。 | + | |
- | > | + | |
- | > 当然、上の文章は採用しない。が、この程度の書き方で、わかりやすく、よみやすく、説明して欲しい。 | + | |
- | > そのうえで、「一般入力処理コードGIPC」というコード名をしらなければ、以下の話がわからない、あるいはもぐりだと批判されるようであれば、コード名も書けば良い。さはらなら書かない。 | + | |
- | + | ||
- | FIXME 「評価結果」ページで、M社はFigure 7.4-3aを出してきた。レファレンスモデルチェインを使った評価結果である(はず)。確率論的感度解析を行う意図からちゃんと書く。 | + | |
+ | ---- |
sa/npj-entsorgungsnachweis/methodology.txt · 最終更新: 2012/03/07 16:35 (外部編集)