諸外国での高レベル放射性廃棄物処分

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sa:dossier2005:showcase

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sa:dossier2005:showcase [2011/03/31 14:20] – [SEA 4「機能の著しい劣化」シナリオ] emorisa:dossier2005:showcase [Unknown date] (現在) – 外部編集 (Unknown date) 127.0.0.1
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-[size=160%]**Dossier 2005 Argile (フランス)**[/size]+<fs 160%>**Dossier 2005 Argile (フランス)**</fs>
  
 ====== 評価結果 ====== ====== 評価結果 ======
 (Dossier 2005 粘土-地層処分の安全評価: 2005年) (Dossier 2005 粘土-地層処分の安全評価: 2005年)
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 +* 以下コンテンツにおいて、フランス語の見出しを付した図は Dossier 2005 Argile より引用。
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   * 1. [[start|安全評価書の位置付けとレビュー]]   * 1. [[start|安全評価書の位置付けとレビュー]]
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 </WRAP> </WRAP>
  
-Dossier2005 Argileでは、通常変遷シナリオ(SEN)と標準外の変遷シナリオ(SEA)で実施した決定論的手法を用いた安全評価結果を補完し、最も影響力が大きなパラメータを導出することを目的とした確率論的評価を実施している。確率密度関数で定義するパラメータを図 17に示す。パラメータ値は、Alliancesで使用可能な分布関数、パラメータ間の相関関係の種類の制約内で実験データの変動可能性、それらの相関関係を考慮して設定している。+確率論的評価に関しては、人間侵入等を含む変動状態についてRFS Ⅲ.2.fでは奨励している状況ではないものの、リスク概念を導入しても良いことを示している。Dossier2005では、通常変遷シナリオ(SEN)及び代替変遷シナリオ(SEA)に関する感度解析パラメータに対する既述の感度解析(決定論的評価)に加え、確率論的なアプローチの取り組みについても検討している。 
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 +具体的には、SENとSEAで実施した決定論的手法を用いた安全評価結果を補完し、最も影響力が大きなパラメータを導出することを目的とした確率論的評価を試行的に実施している。確率密度関数で定義するパラメータを図 17に示す。パラメータ値は、Alliancesで使用可能な分布関数、パラメータ間の相関関係の種類の制約内で実験データの変動可能性、それらの相関関係を考慮して設定している。
  
 解析はサンプリング手法にラテンハイパーキュービック法(LHS)を用い、1,000回のリアライゼーションで計算を実施している。確率論的安全評価に用いるモデルは決定論的安全評価で使用しているモデルと比較して単純化している。例えば、平行して存在する連絡水平坑道とアクセス水平坑道は1本の水平坑道として取り扱っている。 解析はサンプリング手法にラテンハイパーキュービック法(LHS)を用い、1,000回のリアライゼーションで計算を実施している。確率論的安全評価に用いるモデルは決定論的安全評価で使用しているモデルと比較して単純化している。例えば、平行して存在する連絡水平坑道とアクセス水平坑道は1本の水平坑道として取り扱っている。
sa/dossier2005/showcase.1301548852.txt.gz · 最終更新: 2011/03/31 14:20 (外部編集)