hlw:uk:chap1
差分
このページの2つのバージョン間の差分を表示します。
両方とも前のリビジョン前のリビジョン次のリビジョン | 前のリビジョン次のリビジョン両方とも次のリビジョン | ||
hlw:uk:chap1 [2012/02/01 19:15] – 外部編集 127.0.0.1 | hlw:uk:chap1 [2012/02/14 17:47] – [処分方針が決定するまでの経緯] sahara.satoshi | ||
---|---|---|---|
行 33: | 行 33: | ||
1995年に英国初の加圧水型軽水炉(PWR)が運転を開始した以降、原子炉の新規建設はありません。このPWR以外の運転中の原子炉は、炭酸ガス冷却炉(GCR)4基と改良型ガス冷却炉(AGR)14基であり、これらのガス冷却炉は2023年までには運転を終了する見通しです。温室効果ガスの排出量抑制やエネルギー安全保障の観点から、原子力発電の新規導入を積極的に検討しています。 | 1995年に英国初の加圧水型軽水炉(PWR)が運転を開始した以降、原子炉の新規建設はありません。このPWR以外の運転中の原子炉は、炭酸ガス冷却炉(GCR)4基と改良型ガス冷却炉(AGR)14基であり、これらのガス冷却炉は2023年までには運転を終了する見通しです。温室効果ガスの排出量抑制やエネルギー安全保障の観点から、原子力発電の新規導入を積極的に検討しています。 | ||
+ | |||
+ | 2011年3月の東京電力(株)福島第一原子力発電所の事故を受け、 | ||
<WRAP clear></ | <WRAP clear></ | ||
行 73: | 行 75: | ||
英国において、高レベル放射性廃棄物を地層処分するという最終的な管理方針は、2001年から政府が実施している、「**< | 英国において、高レベル放射性廃棄物を地層処分するという最終的な管理方針は、2001年から政府が実施している、「**< | ||
- | Radioactive Waste Safely"> | + | Radioactive Waste Safely"> |
CoRWMは公衆・利害関係者参画プログラムを進め、管理方針が未定の放射性廃棄物の管理方法の姿について、技術・コスト面だけでなく、社会・倫理側面からも検討し、協議を重ねました。2006年にCoRWMが提出した勧告を政府が受け入れる形で、現在の地層処分方針が定まりました。処分の実施主体は、高レベル放射性廃棄物等の中間貯蔵の責任を有していた原子力廃止措置機関(NDA)に割り当てました。 | CoRWMは公衆・利害関係者参画プログラムを進め、管理方針が未定の放射性廃棄物の管理方法の姿について、技術・コスト面だけでなく、社会・倫理側面からも検討し、協議を重ねました。2006年にCoRWMが提出した勧告を政府が受け入れる形で、現在の地層処分方針が定まりました。処分の実施主体は、高レベル放射性廃棄物等の中間貯蔵の責任を有していた原子力廃止措置機関(NDA)に割り当てました。 |