諸外国での高レベル放射性廃棄物処分

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hlw:fi:chap1 [2012/02/16 13:15] – [使用済燃料の発生と貯蔵(処分前管理)] sahara.satoshihlw:fi:chap1 [2012/02/25 17:35] – [使用済燃料の発生と貯蔵(処分前管理)] sahara.satoshi
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 ===== 使用済燃料の発生と貯蔵(処分前管理)===== ===== 使用済燃料の発生と貯蔵(処分前管理)=====
  
-原子力発電所で発生する使用済燃料は、燃料プールで数年間冷却した後、所内の中間貯蔵施設で貯蔵されています。フィンランドは1994年に原子力法を改正し、使用済燃料の輸出入を禁止しました。それまでロヴィーサ原子力発電所で発生した使用済燃料はロシアへ返還<fc red>を</fc>していましたが、使用済燃料の返還は1996年に終了しました。+原子力発電所で発生する使用済燃料は、燃料プールで数年間冷却した後、所内の中間貯蔵施設で貯蔵されています。フィンランドは1994年に原子力法を改正し、使用済燃料の輸出入を禁止しました。それまでロヴィーサ原子力発電所で発生した使用済燃料はロシアへ返還していましたが、使用済燃料の返還は1996年に終了しました。
  
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 ===== 処分方針 ===== ===== 処分方針 =====
  
-フィンランドで処分の対象となる高レベル放射性廃棄物は、オルキルオト原子力発電所とロヴィーサ原子力発電所から発生する使用済燃料です。フィンランドでは、これらの使用済燃料を再処理せずに、そのまま高レベル放射性廃棄物として処分する直接処分方式をとっています。1994年の原子力法改正時に、使用済燃料を含めて、フィンランドの原子力発電で発生する放射性廃棄物は、自国内で最終処分しなければならないこと定める条項が法律に明記されました。+フィンランドで処分の対象となる高レベル放射性廃棄物は、オルキルオト原子力発電所とロヴィーサ原子力発電所から発生する使用済燃料です。フィンランドでは、これらの使用済燃料を再処理せずに、そのまま高レベル放射性廃棄物として処分する直接処分方式をとっています。1994年の原子力法改正時に、使用済燃料を含めて、フィンランドの原子力発電で発生する放射性廃棄物は、自国内で最終処分しなければならないことが法律に明記されました。