諸外国での高レベル放射性廃棄物処分

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hlw:ca:chap4 [2016/05/23 19:05] – [NWMOによるサイト選定プロセスの進捗動向] sahara.satoshihlw:ca:chap4 [2017/05/08 10:52] – [NWMOによるサイト選定プロセスの進捗動向] ss12955jp
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 地層処分場のサイト選定プロセスは、2010年5月から開始されました。[[#9段階のサイト選定プロセス]]は、自治体がたどる段階を示す形となっており、プロセスに参加している自治体によって、現在の段階数が異なります。 地層処分場のサイト選定プロセスは、2010年5月から開始されました。[[#9段階のサイト選定プロセス]]は、自治体がたどる段階を示す形となっており、プロセスに参加している自治体によって、現在の段階数が異なります。
-自治体がNWMOに対して「知識を深めることの関心表明」を行うことで第2段階がスタートします。2012年9月末までに23の自治体が関心表明を行い、NWMOは既に受け付けた自治体の調査や対応に注力するためにサイト選定計画への関心表明の受付を一時中断しました。+自治体がNWMOに対して「知識を深めることの関心表明」を行うことで第2段階がスタートします。2012年9月末までに22の自治体が関心表明を行い、NWMOは既に受け付けた自治体の調査や対応に注力するためにサイト選定計画への関心表明の受付を一時中断しました。
  
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 第2段階では、関心表明を行った自治体全域を対象として、NUMOが既知の情報に基づく初期スクリーニングを実施します。 第2段階では、関心表明を行った自治体全域を対象として、NUMOが既知の情報に基づく初期スクリーニングを実施します。
-右に示す5項目の基準と照らした結果、関心表明を行った22自治体のうち1自治体では、地層処分場の母岩として潜在的に適する地層を含む可能性が低いことからサイト選定プロセスがないことからサイト選定プロセスから除外されました。初期スクリーニングをパスした21自治体は、2014年末までにいずれも第3 段階に進むことを望みました。+右に示す5項目の基準と照らした結果、関心表明を行った22自治体のうち1自治体では、地層処分場の母岩として潜在的に適する地層を含む可能性が低いことからサイト選定プロセスがないことからサイト選定プロセスから除外されました。初期スクリーニングをパスした21自治体は、2014年末までにいずれも第3段階に進むことを望みました。
  
 第3段階では、使用済燃料の処分プロジェクトを受け入れに関する自治体の潜在的な適合性の予備評価が実施されます。主な検討事項は、①人間及び環境に対する安全性とセキュリティ、②地域の福祉、③地域がプロセスに残留する可能性、④周辺地域の福祉です。 第3段階では、使用済燃料の処分プロジェクトを受け入れに関する自治体の潜在的な適合性の予備評価が実施されます。主な検討事項は、①人間及び環境に対する安全性とセキュリティ、②地域の福祉、③地域がプロセスに残留する可能性、④周辺地域の福祉です。
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 NWMOは自治体の要請により、第3段階第1フェーズの調査過程で地層処分場の立地見通しが低いことを示唆する情報を得た場合には、その旨を早めに当該自治体に通知しています。自治体側からサイト選定プロセスからの撤退を決定した自治体も1つあります。 NWMOは自治体の要請により、第3段階第1フェーズの調査過程で地層処分場の立地見通しが低いことを示唆する情報を得た場合には、その旨を早めに当該自治体に通知しています。自治体側からサイト選定プロセスからの撤退を決定した自治体も1つあります。
  
-2015年10月時点では全21自治体での第3段階第1フェーズの調査が完了し、11自治体が第3段階第2フェーズに進む結果となりました。これらの自治体では現地調査が順次実施されており2自治体立地見通しが低いと判断され2015年10月時点で9自治体がサイト選定プロセスに残っています。+2015年10月にサイト選定プロセスへの参加が最も遅かったセントラルヒューロン自治体での第3段階第1フェーズの調査が完了し、 
 +結果として11自治体が第3段階第2フェーズに進むなりました。これらの11自治体では、空中物理探査などの現地調査が順次実施されています。2015年3月には現地調査が進められていた自治体のうち、地質構造が複雑で、地下に多くの亀裂があることから立地見通しが低いと判断された2自治体が除外されました。2015年10月時点で9自治体がサイト選定プロセスに残っており、ずれもオンタリオ州にあります。
  
  
hlw/ca/chap4.txt · 最終更新: 2018/05/02 15:34 by sahara.satoshi