諸外国での高レベル放射性廃棄物処分

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srsr:turva-2012:showcase

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TURVA-2012

評価結果

規制指針に合わせて、TURVA-2012セーフティケースでは、主要な安全指標として、下記を計算している。

  • 基盤岩から生物圏(地表環境)に至る放射能の放出:全ての放出シナリオに関して算出
  • 人間が受ける年間線量:最初の1万年間に地表環境への放出が発生するシナリオに関して算出
  • 植物及び動物に関する吸収線量率:最初の1万年間で地表環境への放出が起こることが予想されるケースについてのみ算出

TURVA-2012において処分場システムの性能を評価するために示された数量は、ある特定の放射性核種の正規化された放射能放出率または正規化された放射能放出率の総和である。ここで、「正規化された放射能放出率」とは、放射能放出率をそれぞれの放射性核種固有の拘束値で割った値として定義される無次元量である。

TURVA-2012では、処分場システムにおける放射性核種の放出及び移行の解析、地上環境の進展の予想、そして人間、植物及び動物に生じ得る放射線学的影響の解析を含む様々な放射性核種放出シナリオと計算ケースの評価が行われている。

srsr/turva-2012/showcase.1391775065.txt.gz · 最終更新: 2014/02/07 21:11 by sahara.satoshi