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諸外国での高レベル放射性廃棄物処分

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スウェーデン スウェーデンにおける高レベル放射性廃棄物処分

スウェーデンにおける高レベル放射性廃棄物処分

全体構成(章別)


6. 安全確保の取り組み

ポイント

  • 実施主体のスウェーデン核燃料・廃棄物管理会社(SKB社)は、サイト選定の節目に合わせて、処分場の長期安全性の評価結果を「安全報告書」として取りまとめています。規制機関はそれらの安全報告書について、原子力廃棄物評議会といった評価機関や他の行政機関、サイト選定に関係する調査が実施されている自治体などから意見を集め、それらを踏まえたレビューを行っています。

安全性の確認と知見の蓄積

地層処分の実施に向けたSKB社の活動
~サイト選定プロセスと安全評価のタイミング

1984年 SKB社設立
1990年 エスポ岩盤研究所の建設開始
1992年5月 『SKB91-安全における母岩の重要性』
1992年9月 『研究開発実証プログラム1992』を取りまとめ、サイト選定プロセスを公表
1993~2000年 フィージビリティ調査(文献調査に相当)
『SR 97 -閉鎖後の安全性』
2000年12月 『研究開発実証プログラム1998 の補足』において、サイト調査候補地の選定結果を政府に提出
2001年11月 政府がSKB 社のサイト調査候補地の選定結果を承認。その後、3候補地の所在自治体で調査受け入れに関する議決(2自治体が可決、1自治体が否決)
2002~2009年 エストハンマルとオスカーシャムの2自治体でサイト調査を実施(地表からの調査)
2006年1月 『SR-Can -フォルスマルク及びラクセマルにおけるKBS-3 概念処分場の長期安全性-最初の評価』
2009年6月 サイト調査結果から、地質条件の優位性を主たる理由として、エストハンマル自治体のフォルスマルクを処分場建設予定地に選定
2011年3月 『SR-Site -フォルスマルクにおける使用済燃料処分場の長期安全性』、地層処分場の立地・建設許可申請書を提出
今後の予定 ・地層処分場の予備的安全報告書を更新
・処分場の建設と詳細特性調査
・処分場の操業申請
・使用済燃料の処分開始(2029年頃を予定)

実施主体であるスウェーデン核燃料・廃棄物管理会社(SKB社)は、研究開発のなかで処分場の長期安全性を評価する方法の開発を継続的に進めています。これまでにSKB社は安全評価の取りまとめを、サイト調査の候補地を選定する前(フィージビリティ調査の実施期間内)、ならびに詳細特性調査の候補地1カ所を選定する前(サイト調査の実施期間内)に実施しています。これらの安全評価を実施する目的の一つは、サイト選定プロセスにおける自治体や関係機関の意思決定に役立てることです。このことは、SKB社が3年ごとに取りまとめる「研究開発実証プログラム」の規制機関及び政府による審査・承認のサイクルを通じて決定されました。なお、政府は1995年5月に、詳細特性調査は処分場建設の一部であるとの見解を示しており、詳細特性調査の候補地1カ所を選定する前の安全評価は、処分場の建設許可申請に必要となる安全評価として位置付けられています。

SKB社が実施するこれらの処分場の長期安全性の評価結果は「安全報告書」(SR)として取りまとめられています。この報告書は規制機関に提出され、「研究開発実証プログラム」の場合と同様にレビューを受けます。規制機関は、原子力廃棄物評議会や他の行政機関、サイト選定に関係する調査が実施されている自治体などから意見を収集するとともに、それらを踏まえた意見書を政府に提出します。





全体構成
スウェーデン
hlw/se/chap6.txt · 最終更新: 2017/05/23 19:54 (外部編集)

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