諸外国での高レベル放射性廃棄物処分

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sa:npj-entsorgungsnachweis:showcase

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sa:npj-entsorgungsnachweis:showcase [2011/02/22 16:23] – [線量結果] sahara.satoshisa:npj-entsorgungsnachweis:showcase [Unknown date] (現在) – 外部編集 (Unknown date) 127.0.0.1
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-[size=160%]**Opalinus Clay Project (スイス)**[/size]+<fs 160%>**Opalinus Clay Project (スイス)**</fs>
  
 ====== 評価結果 ====== ====== 評価結果 ======
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-{{http://www2.rwmc.or.jp/images/misc/faq01/q02.gif}}安全評価の結果はどのように示されるのですか...+{{http://www2.rwmc.or.jp/images/misc/faq01/q02.gif?nolink}}安全評価の結果はどのように示されるのですか...
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 ====== 線量結果 ====== ====== 線量結果 ======
  
-オパリナス・クレイプロジェクトにおける安全評価は、原則的に決定論的安全評価によって行われており、想定される全ての事例に関して、放射線影響が個人線量という形で定量評価され、HSK-R-21の防護目標1に規定された線量限度(0.1mSv/年)と比較されている。図4は、レファレンスケースにおいて、全ての廃棄物グループから発生する放射線の年間量の合計である。ここで、最大線量は使用済燃料のI-129によるものであり、約百万年後に出現しているが、その値はHSK-R-21の防護目標の線量限度を2オーダー以上下回るものとなっている。 +<WRAP right box 300px> 
- +{{popup>ntb02-05-figure8.2-1.png|{{ntb02-05-figure8.2-1.png?300|}}}}\\
-図5は解析された全てのケースに関する、全放射性核種及び全放射性廃棄物グループによる放射線量について合計した最大年線量であるが、考慮された全ての評価ケースにおいて、線量最大値は防護目標を下回っている。 +
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-また、評価ケースの決定論的安全評価に加えて、"what if"ケースなどについては補完的な確率論的解析も行っているが、その場合もHSK-R-21の防護目標2(個人の死亡リスクが年間100万分の1を超過しない)を十分下回ることが確認されている(例えば図6参照)。 +
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-<WRAP left 150px box> +
-{{gallery>sa:opalinus_f04.jpg}}+
 図4 レファレンスケースの線量合計値の経時変化 図4 レファレンスケースの線量合計値の経時変化
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-<WRAP left 150px box> +オパリナス・クレイプロジェクトにおける安全評価は、原則的に決定論的安全評価によって行われており、想定される全ての事例に関して、放射線影響が個人線量という形で定量評価され、HSK-R-21の防護目標1に規定された線量限度(0.1mSv/年)と比較されている。図4は、レファレンスケースにおいて、全ての廃棄物グループから発生する放射線の年間量の合計である。ここで、最大線量は使用済燃料のI-129によるものであり、約百万年後に出現しているが、その値はHSK-R-21の防護目標の線量限度を2オーダー以上下回るものとなっている。 
-{{gallery>sa:opalinus_f05.jpg}}+ 
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 +{{popup>ntb02-05-figure8.2-2.png|{{ntb02-05-figure8.2-2.png?300|}}}}\\
 図5 各評価ケースにおける最大線量 図5 各評価ケースにおける最大線量
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-<WRAP left 150px box> +図5は解析された全てのケースに関する、全放射性核種及び全放射性廃棄物グループによる放射線量について合計した最大年線量であるが、考慮された全ての評価ケースにおいて、線量最大値は防護目標を下回っている。 
-{{gallery>sa:opalinus_f06.jpg}}+ 
 +<WRAP clear></WRAP> 
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 +{{popup>sa:opalinus_f06.jpg|{{sa:opalinus_f06.jpg?300|}}}}\\
 図6 “What if?”ケースの確率論的解析結果 図6 “What if?”ケースの確率論的解析結果
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 +また、評価ケースの決定論的安全評価に加えて、"what if"ケースなどについては補完的な確率論的解析も行っているが、その場合もHSK-R-21の防護目標2(個人の死亡リスクが年間100万分の1を超過しない)を十分下回ることが確認されている(例えば図6参照)。
  
  
sa/npj-entsorgungsnachweis/showcase.1298359436.txt.gz · 最終更新: 2011/02/22 16:23 (外部編集)