カナダ政府〔英〕Government of Canada
カナダは10州と3準州から構成される。立憲君主制であり、英国型の議院内閣制で連邦主義が取られている。元首は英国の国王または女王であり、カナダ国内では総督(Governor General)が代行を務める。連邦政府には立法府、行政府、司法府が含まれる。なお、カナダの地方制度は、連邦発足当初より、連邦議会によってではなく州議会によって定められている。地方制度に関して州が固有の立法権を持つため、カナダという国家レベルで統一された地方制度が存在しないことを意味する。
行政府は、首相、内閣、各省庁などから構成される。高レベル放射性廃棄物の処分に関係する天然資源省(NRCan)、規制機関であるカナダ原子力安全委員会(CNSC)、発生者であるカナダ原子力公社(AECL)は、すべて行政府に含まれる。
〔英〕Natural Resources Canada (NRCan)
〔英〕Nuclear Fuel Waste Bureau(NFWB)
【規制機関】 〔英〕Canadian Nuclear Safety Commission (CNSC)
組織の概要
一般的な役割及び目的
〔英〕Atomic Energy of Canada Limited
カナダ政府が全ての株式を所有する国営企業であり、1952年に設置された。AECLは約60年間にわたって CANDU炉の開発、原子力の基礎・応用研究を行ってきたが、2011年10月にCANDU炉開発部門が Candu Energy Inc.に売却された。
〔英〕Environment and Climate Change Canada
http://www.ec.gc.ca
〔英〕Impact Assessment Agency of Canada
【処分実施主体】 〔英〕Nuclear Waste Management Organization (NWMO)
各自治体に設置されている 地域連絡委員会へのポータルサイト (community liaison committee, CLC)