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> 4.研究開発
ベルギーにおける放射性廃棄物管理の責任機関であるベルギー放射性廃棄物・濃縮核分裂性物質管理機関(ONDRAF/NIRAS)は、高レベル放射性廃棄物処分の研究開発を実施する主要機関でもあるが、そのかなりの部分がベルギー原子力研究センター(SCK・CEN)、大学及び民間研究所に委託されている。【16】
ベルギー原子力研究センター(SCK・CEN)は、原子力分野におけるベルギーを代表する研究機関で、1952年に設立された非営利の公益財団法人である。SCK・CENは、ベルギー北部のモルに、地下研究所の他、さまざまな原子力関係の研究施設を有している。【16,23】
ベルギーにおける高レベル放射性廃棄物処分は、研究開発段階にあるとされており、1974年~1989年の第1段階、1990年~2000年の第2段階を経て、現在は第3段階が進められている。【6】
ベルギー放射性廃棄物・濃縮核分裂性物質管理機関(ONDRAF/NIRAS)の計画では、第3段階では、PRACLAYと呼ばれる原位置試験を含めて2020年までの研究開発活動が予定されている。2020年頃からは、プロジェクト開始前段階への移行が計画されている。【6,7,15】
ONDRAF/NIRASの研究開発計画
(SAFIR2技術概要報告書、ONDRAF/NIRAS【7】
及びEURIDICE2006年年次報告書【15】
より作成)
ベルギーには、ベルギー原子力研究センター(SCK・CEN)がモルに建設したHADESと呼ばれる地下研究所がある。この研究所では、地下約225mの粘土層における研究が主に行われており、現在はSCK・CENとベルギー放射性廃棄物・濃縮核分裂性物質管理機関(ONDRAF/NIRAS)によって設立されたEURIDICEと呼ばれる組織によって運営されている。【21】
モルのHADES地下研究所
(EURIDICEウェブサイト【21】より引用)