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§ 2006年6月27日 発行 海外情報ニュースフラッシュ

ベルギーの短寿命・低中レベル放射性廃棄物処分場のサイト選定(4) -デッセル自治体内への設置を閣議決定

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ベルギーの放射性廃棄物管理の実施主体であるベルギー放射性廃棄物・濃縮核分裂性物質管理機関(ONDRAF/NIRAS)は、2006年6月23日付けのプレスリリースにおいて、短寿命・低中レベル放射性廃棄物の浅地中処分場のデッセル自治体内における設置が閣議で決定されたことを公表した。

同プレスリリースでは、2006月5月に、ONDRAF/NIRASは短寿命・低中レベル放射性廃棄物の処分プログラムの継続に関して、政府の決定に必要なすべての要素及び知見をまとめた最終報告書を政府に提出したとしている。ONDRAF/NIRASは、この報告書の中で、デッセル自治体は、施設設置に関する条件が満たされれば、浅地中処分場または地層処分場の受け入れを検討したいとの意思を示しており、モル自治体も、同様の意思表示を行っているとしている。なお、デッセル及びモル自治体におけるパートナーシップであるデッセル自治体の低レベル放射性廃棄物調査・協議グループ(STOLA-Dessel)、モル自治体のモル放射性廃棄物協議グループ(MONA)は、それぞれの自治体に最終報告書を提出して承認を受けていた

同プレスリリースによると、今回の閣議決定は、デッセル自治体における浅地中処分に関する統合プロジェクトの新たな段階として、具体的設計を進めることを可能にするものであるとしている。また、参加プロセスの継続及び両パートナーシップが中心的な役割を果たすことが重要であると述べられている。同プレスリリースでは、デッセル及びモルのいずれのパートナーシップ及び自治体も、たとえ二つの自治体の内の一つで統合プロジェクトが進められることが決定された場合でも、もう一方の自治体及びそのパートナーシップはその後の意思決定プロセスに参加可能であるべきとの考えを示しているとしている。また、利害関係者を平等に扱うために、この新たな段階に向けた適切な参加・関与モデルが構築されると述べられている。同プレスリリースでは、ONDRAF/NIRASは、閣議決定の正確な内容が知らされ次第、決定内容を実施するために、すべての関係者と共にこの次の段階への展開を開始するとしている。この設計段階は、必要なすべての詳細調査を実施するものであり、すべての関係者の権利及び義務に基づく合意及び建設・操業許可の取得に繋がるものでなくてはならないとしている。

【出典】

  • ベルギー放射性廃棄物・濃縮核分裂性物質管理機関(ONDRAF/NIRAS)の2006年6月23日付プレスリリース、http://www.nirond.be/francais/PDF/20060623%20CP%20CatA%20-%20decision%20conseil%20ministres.pdf

(post by 原環センター , last modified: 2013-07-03 )