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《米国》2004年度歳出法案を両院委員会が承認-上下両院で明暗の分かれた法案は本会議審議へ

2003年7月17日、米国の上院歳出委員会は、高レベル放射性廃棄物処分を含むエネルギー関係等の2004年度予算の歳出法案を承認した。また、下院の歳出委員会においては、2003年7月15日に同様の歳出法案が承認されていた。ただし、両院の歳出法案に織り込まれたユッカマウンテン処分場関連予算の金額は、下院案では約7億6,500万ドルとエネルギー省(DOE)の要求額を上回っているのに対し、上院案では2003年度予算額をも下回る約4億2,500万ドルとなっており、大きな隔たりが生じている。今後は、上院、下院各々の本会議においてこれらの歳出法案が審議されることとなる。

下の表は、今回の上院、下院の歳出法案におけるユッカマウンテン処分場関連予算金額を、DOEの予算要求金額、2003年度予算金額と比較したものである。なお、2003年度のユッカマウンテン処分場関連予算については、約4億6,000万ドルとなっているが、これは当初の要求金額を約1億3,000万ドル下回るレベルで決定されていた。下院の2004年度歳出法案の金額は、2003-2004年度の2年間合計でもDOEの要求額を上回るレベルとなっている。

   2004年度金額  対DOE要求比  対2003年度予算比
上院歳出法案  4億2,500万  △1億6,600万  △3,200万
下院歳出法案  7億6,500万  +1億7,400万  +3億800万

(単位:USドル)

【注】
米国における予算年度は前年の10月1日から当年9月30日までの1年間となっている。予算承認に当たっては13の分野別の歳出法が制定されることとなっており、高レベル放射性廃棄物処分を含むエネルギー関係では「エネルギー・水資源歳出法」が制定されることとなる。ただし、2003年度の予算は大幅に遅れて決定され、歳出法も包括的に制定されていた

【出典】

  • 上院歳出委員会プレスリリース (http:/appropriations.senate.gov/releases/record.cfm?id=206376)
  • 下院歳出委員会プレスリリース (http://www.house.gov/appropriations/news/108_1/04ewfull.htm)

(post by 原環センター , last modified: 2023-10-10 )