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§ 2010年5月25日 発行 海外情報ニュースフラッシュ

台湾の低レベル放射性廃棄物処分サイト選定作業が、 潜在的候補サイト選定段階に戻される

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台湾電力公司は、2010年5月19日付のプレスリリースにおいて、2009年3月に低レベル放射性廃棄物処分の推薦候補サイトとして選定された2つのサイトのうち、澎湖県望安郷(ペンフ県ワンアン郷)が2009年9月までに、「文化資産保存法」による「澎湖南海玄武岩自然保留区」に指定されたことを受けて、推薦候補サイトから除外されたことを公表した。

台湾における低レベル放射性廃棄物処分サイト選定作業は、2006年5月に施行された「低レベル放射性廃棄物処分場サイト設置条例」(以下、サイト設置条例)に基づいて、台湾行政院経済部の下に設置されたサイト選定委員会によって進められている。2008年8月には、澎湖県望安郷のほかに、台東県達仁郷(タイドン県ダジン郷)、屏東県牡丹郷(ピンドン県ムタン郷)を合わせた3箇所の「潜在的候補サイト」が選定された。更に2009年3月には、3箇所の潜在的候補サイトのうち、澎湖県望安郷および台東県達仁郷が「推薦候補サイト」として選定されていた

サイト設置条例第11条では、2箇所以上の推薦候補サイトにおいて、処分サイト誘致の是非を問う住民投票を実施し、可決された場合には「候補サイト」とすることが規定されている。また、同条例第4条第5項では、処分サイトの設置禁止区域として、「その他の法令に定められている開発不可地区」が指定されている。

プレスリリースによれば、推薦候補サイトが台東県達仁郷の1箇所のみとなったことから、2010年1月に開催されたサイト選定委員会において、サイト選定作業を「潜在的候補サイトの選定段階」に戻し、サイト設置条例に示された所定の手順に沿って推薦サイトを再選定することが決議されたとしている。

【出典】

(post by 原環センター , last modified: 2013-06-27 )